韓国通商本部長「韓・アイスランドの経済・通商協力、一層成熟した段階に」

韓国とアイスランドは、経済・通商分野での協力を拡大することにした。

韓国の産業通商資源部（経済産業省に相当）は、アン・ドックン（安徳根）通商交渉本部長が、“韓・アイスランド修交60周年”を迎え訪韓したリリヤ・アルフレッズドッティル文化商務相と23日に面談し、先のような内容を話し合ったことを明らかにした。

アン本部長は「2006年に発効されたわが国とEFTA（ヨーロッパ自由貿易協定:スイス・ノルウェー・アイスランド・リヒテンシュタイン）間のFTA（自由貿易協定）を基に、両国間の経済・通商協力が続いている」とし「特に、持続可能な北極開発のための北極協力など、多様な分野へと両国の協力が拡大している」と語った。つづけて「これからも両国間の協力が一層充実し成熟した段階へと進んでいくことを期待する」と付け加えた。

「韓・EFTA」間のFTAは、韓国が1人あたりの国民所得が4万ドルを超える先進国と締結した初のFTAであり、初めてヨーロッパの国と締結したFTAである。また、単一国家ではない地域ブロックを対象とした初のFTAでもある。