韓国で第7波、来週から4週間「ワクチン集中接種期間」に決定

新型コロナウイルス第7波が韓国で本格的に始まったなか、韓国政府は実効再生産数が4週連続で「1」を上回っていることを理由に来週月曜日（11月21日）から4週間を「集中接種期間」に定めたと18日、明らかにした。

イ・サンミン の最新ニュースまとめ

　イ・サンミン新型コロナウイルス中央災難（災害）安全対策本部第2次長は18日午前、政府ソウル庁舎で中央対策本会議を開き、このように述べた。

　以前の流行時より感染者増加の速度は相対的に遅いが、最近60歳以上の感染者の比重が25%を超えており、この時期の接種率も予想より遅れていることから、重傷者および死者数が懸念されている。

　韓国政府は、来る21日から12月18日までを「集中接種期間（ワクチン）」にすると決定。接種率を高めるための凡政府的かつ全方位的な努力を続けるという方針のために60歳以上の高齢者と感染脆弱（ぜいじゃく）施設入所者などに接種率目標を設定し、接種状況を随時チェックする。

　イ・サンミン第2次長は「今回の再流行の波を無事に乗り越えるためには、ワクチン接種と基本防疫規則の遵守が絶対的に必要だ」とし、「国民の持続的な参加と協力をお願いする」と強調した。