韓国首相がタイへ出発　ＡＰＥＣ首脳会議に出席

【ソウル聯合ニュース】韓国の韓悳洙（ハン・ドクス）首相は１７日、タイ・バンコクでのアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議（１８～１９日）に出席するため仁川国際空港を出発した。　今年のＡＰＥＣのテーマは「オープン、コネクト、バランス」。韓国国務総理室によると、韓首相は気候変動対応や多国間貿易体制の回復、供給網強化などでのＡＰＥＣの役割を強調するとともに韓国の取り組みを紹介する。　韓首相は１５日の記者会見で、「ＡＰＥＣ加盟の２１カ国・地域が参加する自由貿易機構をつくろうという議論があったが、新型コロナウイルスなどのため進展がなかった」として、「ＡＰＥＣ会議で開かれた貿易機構をつくるための議論をする」と言及していた。　各国首脳と２０３０年国際博覧会（万博）の釜山誘致に向けた交渉や、２カ国間会談も行う予定だ。