韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相は、今月18~19日にタイのバンコクで開かれる「APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議」に出席するため、17日に出国する。

ハン首相はこの日の午前インチョン(仁川)国際空港を通じて出国し、20日まで2泊4日の日程でタイに滞在する。ことしのAPEC首脳会議は「開放・連結・バランス」をテーマに開かれる。

ハン首相は2回の本会議で、気候変動への対応・多国間貿易体制の回復・供給網強化などの分野におけるAPECの役割を強化し、韓国の参加努力を紹介する予定である。

ハン首相は去る15日の記者会見で「APEC会議で、開放的な貿易機構をつくるための論議をする」と言及した。ハン首相は「これまで『APEC加盟国21か国がすべて参加する自由貿易機構をつくろう』という論議があったが、新型コロナウイルス感染症などのため進展がなかった」とし「『全体的に開放的な貿易機構・投資機構がなければならない』ということをAPECが支持することから、このような話をすることができるだろう」とほのめかした。

ハン首相はこの期間、各国の首脳たちを対象に「2030国際博覧会」のプサン(釜山)誘致のための交渉活動をし、二国間会談も行なう計画である。

ハン首相はニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相やペルー副大統領、パプアニューギニアの高位級などと会うため、具体的な日程を調整している。韓国首相室は「その他にも1~2か国との会談が追加される可能性がある」と伝えた。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96