「弘大、新村の不法増築点検」梨泰院惨事の後続対策を打ち出したソウル市=韓国(画像提供:wowkorea)
「弘大、新村の不法増築点検」梨泰院惨事の後続対策を打ち出したソウル市=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市が梨泰院惨事の後続対策としてホンデ(弘大)、シンチョン(新村)など商店街密集地域の不法増築物点検を行うと明らかにした。

 ユ・チャンスソウル市住宅政策室長は3日、市議会住宅空間委員会行政事務監査で「今回の惨事を契機に弘大入口、新村大学街、コンデイック(建大入口)など商店街密集地域で歩行者の通行に影響を与える不法増築物があるか調査する」としてこのように話した。

 ユ室長は惨事が発生した下り坂にあるハミルトンホテルのピンク色の壁に対しては「道路を侵犯していたかどうかをヨンサン(龍山)区に確認してほしいと要請した」と説明した。

 それと共に「イテウォン(梨泰院)洞一帯の違法建築物を再調査している」として「龍山区と協議し路地の違法建築物に自主撤去を啓導し、通行を妨害する不法積置物に対する措置も取る計画」と強調した。

 一方、梨泰院惨事が発生した下り坂の路地の横にあるハミルトンホテルは、一部の建築物を不法に増築したことが確認された。

 ホテル側が無断増築した本館北側の居酒屋のテラスは、建築物台帳上面積17.4平方メートルで、2階の近隣生活施設として無断増築されたが、傾斜路地に沿って増築されたため、世界グルメ文化通りでは1階と表記された。

 また、ホテル側が梨泰院路に建てた鉄製の壁によって、5メートルの道路のはずの現場の幅が3.2メートルまで狭まったことが分かった。
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