梨泰院事故、外国人死亡者に2千万ウォン慰労金支援=韓国(画像提供:wowkorea)
梨泰院事故、外国人死亡者に2千万ウォン慰労金支援=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のイテウォン(梨泰院)事故で犠牲になった外国人死亡者にも、韓国人と同様に2千万ウォン(約200万円)の慰労金と最大1千500万ウォン(約156万円)の葬儀費用が支援される。

外交部当局は記者団に対し、この日の関係省庁協議を通じてこのような内容が決定されたとし、「死亡者と負傷者1人に対し外交部職員が1人担当し、駐韓大使館が遺族と協議して必要手続きがなされるよう緊密に協議中だ」と述べた。

葬儀費用の場合、実費で支援され、遺体を本国に移すことを希望する場合には葬儀費支援範囲内で運搬費を支給する。葬儀の手続きのために入国した遺族には、1世帯当たり7万ウォン(約7200円)の宿泊費が支援される。遺族の入国に係る航空料は関係省庁と支援を協議中だという。

外交部は、政府レベルの金銭支援とは別に、死亡者が発生した国の在外公館を通じて遺族に直接連絡し、弔意を示している。また、遺族の反対がなければ、外交部幹部らが外国人死亡者の国内葬儀場を訪れ、弔意を示しているという。

一方、イム・スソク外交部報道官は定例ブリーフィングで「政府は外国人死亡者に対しても韓国国民に準じて可能な支援を提供する」とし「外交部はこれまで外国人死亡者1人に対して担当職員1人が専任し、遺族の迅速な入国と葬儀手続き支援のために必要な措置のために必要な措置を取っている」と述べた。

イム報道官は「事故発生後、これまで世界各地で116カ国と国際機関で弔意を表明してきた。 韓国国民と悲しみを共にする国際社会の温かい慰労に感謝の意を表する」と付け加えた。
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