28日、韓国ソウル江南警察署はバイク運転手の男性A被告と後部座席に搭乗した女性B被告を軽犯罪処罰法違反の容疑で不拘束送致したと明らかにした。
警察が適用した容疑は軽犯罪処罰法第3条「過剰露出」条項で、過剰露出罪は公開された場所で公然と身体の主要部位を露出して他人に羞恥感や不快感を与える場合をいう。10万ウォン(約1万円)以下の罰金・拘留または科料に処するよう規定している。
警察はB被告に法条項をそのまま適用し、過剰露出で処分を下した。A被告は上着だけ脱いだ状態だったが、B被告と一緒にバイクに乗って動画撮影などに参加したため共犯と見た。
先立って7月31日、両被告はバイクに乗ったまま江南区シンサ(新沙)洞など江南一帯を疾走した。
当時、A被告は上着を脱いでジーンズだけを履いていた状態で、B被告は露出が激しい水着だけを着て搭乗した。2人ともヘルメットは着用した状態だった。
オンラインには2人を見た市民らの目撃談が殺到し、写真と映像が急速に拡散した。
実は、A被告の正体はチャンネル登録者1万9000人を保有したバイクユーチューバーであり、B被告はインスタグラム(Instagram)のフォロワー19万4000人余りを保有したインフルエンサーとして活動中であることがわかった。
彼らは有料プラットフォームを広報するために再生回数を集める映像を撮影してSNSに掲載したという疑いを受けた。
一方、B被告は取り調べを受けるため去る8月、江南警察署に出頭した当時「江南怒りの疾走、警察の取り調べを受けに行きます」というコメントと一緒にウエディングドレス姿で警察署に入る姿を直接インスタグラムに投稿して批判を浴びた。
また、警察の取り調べ後も、再びバイクに乗って登場したA被告とB被告は、イテウォン(梨泰院)でも同じ露出衣装を着た。
2人の登場に当時、梨泰院にいた市民たちは歓呼したり写真撮影をした。2人は彼らの手を握ったり、セルカ(自撮り)を撮ったりするなど大胆な行動をしたりもした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2