歌手ピの青瓦台単独公演「特恵許可」論議

ネットフリックスが14日公開した韓国の歌手・俳優ピ(本名チョン・ジフン)の元大統領府での公演許可は特別扱いだという指摘が提起された。文化財庁は「特別扱いではない」という立場を示した。
歌手ピは6月17日、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領就任後に開放された元大統領府で歌手としては初めての単独公演を開いた。

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　これに対してKBSは21日「文化財庁が作った『大統領府観覧規定』には営利行為が含まれる場合、大統領府内での撮影を許可しないが、関連規定を6月20日以後に申請した件から適用するという別途の附則を置いたため該当公演が成功することができた」として疑惑を提起した。

　国会文化体育観光委員会所属の共に民主党のイ・ビョンフン議員はKBSとのインタビューで「6月12日に規定を施行するが、ネットフリックスの撮影は6月17日に進行された」として「『撮影を見逃すためにそうした』と見るほかない」と話した。

　続いてKBSは「本公演撮影(6月17日)が承認される前の5月、すでにネットフリックス制作陣が大統領府の事前踏査を進行した」として「ネットフリックス制作陣が公演が確定したように広報してきたことも問題」と指摘した。