14日(現地時間)、AP通信など外信によると、シリア遺物博物館局は西部ホムス近くのラスタン建物の床で横20m、縦6mの大きさのローマ時代のモザイクを発見したと明らかにした。
約0.5インチ(1.3センチ)の大きさの丸い石で作られたモザイクは、ギリシャ神話に登場するアマゾネスとトロイの戦闘などを描写している。また、ローマ神話の中の海の神ネプチューン(ギリシア神話のポセイドン)と40人のメイドの姿も含まれている。
シリア遺物博物館局側は「ローマ神話に出てくるアマゾネスの女戦士たちを描写したこのモザイクは全世界的に珍しい」として「トロイ戦争に対する描写が詳細だ」と話した。
博物館側は続いて「モザイクが発見された建物が公衆浴場だったのか、それとも他の用途に使われたのかはまだ確認できていない。さらなる発掘が必要だ」と述べた。
モザイクが発見されたラスタンはローマ時代の都市アレトゥサがあったところで、多くの古代遺跡が残っている。比較的保存状態の良いこのモザイクは考古学的に大きな価値を持つものと学者たちはみている。
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