北朝鮮、「日本の飲料水として使え」…福島汚染水放流を非難(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、「日本の飲料水として使え」…福島汚染水放流を非難(画像提供:wowkorea)
日本政府の福島原発汚染水の海洋放流について、北朝鮮が「日本国内で飲料水や生活用水などとして広く利用すればよいという国際社会の声を肝に銘じなければならない」と批判した。

 北朝鮮外務省傘下のパク・ハクソン日本研究所研究員は11日、外務省ホームページに掲載した文で、「最近、日本が国内外の強い反対世論にもかかわらず、福島原子力発電所の放射能汚染水放出を強行しようとしている」とし、このように明らかにした。

 それと共に「汚染水の放出は自国内の人民はもちろん人類に露骨に、意図的に核の悲劇をもたらす犯罪」とし「汚染水が安全ならばそれをあえて太平洋に放出する必要があるのか」と反問した。

 先立って日本原子力規制委員会(NRA)は今年7月、福島第1原発から出たトリチウムが含まれた汚染水を海に放出するという東京電力(TEPCO)の実施計画を承認した。

 東京電力は昨年12月から汚染水の海洋放出のため、管轄地域の海底トンネル出入口付近で工事を開始した。彼らは地方自治体の同意を得て2023年春までに放出のための施設と装備を完成する計画だ。

 東電によると、除去設備(ALPS)を使用する場合、セシウムをはじめ62種類の放射性物質を除去することができる。しかし、トリチウムを除去することはできない。
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