全世界のパソコン出荷量20%減少、約20年ぶり最大の減少幅(画像提供:wowkorea)
全世界のパソコン出荷量20%減少、約20年ぶり最大の減少幅(画像提供:wowkorea)
パソコンの需要が最近20年間で最も早い速度で減少したと、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が報道した。

WSJは市場調査業者であるガートナーを引用して、第3四半期の全世界パソコン出荷量は前年同期に比べて19.5%減少した6800万台と集計された。これは20年間で最大の減少幅だと伝えた。特にノート型パソコンの販売不振で、第3四半期のアメリカ市場のパソコン売上は前年同期比17.3%減少した。

ガートナーは、購買促進のためのプロモーションと価格引き下げでも、新学期の売上が予想より下回り、全世界的な景気鈍化で企業が慎重に決定を下していると分析した。また、「PC市場の史上最大の停滞」として「サプライチェーンの混乱は緩和されたが、個人と企業の需要の鈍化で在庫処理が課題だ」と付け加えた。

また、別の市場調査会社IDCによると、第3四半期の全世界のPC出荷量は7430万台を記録した。 出荷量はコロナ以前の水準を維持したが、前年同期対比15%減少した。

WSJは両社のデータ集計方式に多少差があると説明した。

WSJは、新型コロナのパンデミック期間中、在宅勤務とオンライン授業のために需要が増える恩恵を受けたが、このような大規模消費が短期間で繰り返されることは難しいと指摘した。

特に、消費者は高騰したインフレ時に財布のひもを締めるなど、当時と今は状況が違うとWSJは付け加えた。
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