権五奎(クォン・オギュ)副首相(財政経済部長官兼任)は3日、MBCとKBSのラジオ番組に相次ぎ出演し、サムスングループ不正資金問題に関連し、この事態を機に金融資本と産業資本を完全に分離させる「金産分離」を厳格に維持すべきという社会的共感が形成されるだろうと述べた。企業の支配構造という面で運営の枠を改善しなければならないと強調した。
 権副首相は、企業のグローバルスタンダードは透明性、責任制、財務健全性の3つの面から見ることができると説明し、通貨危機以降、負債比率の下落など企業の財務健全性は改善されたと評価したが、会計公示制度や社外理事など、責任制や透明性については、制度的な枠は改善されたものの、実際の運営が追いついていないと指摘した。制度の改善に合わせ過去の行動様式も変化しなければならないとし、今回のサムスン疑惑がそうした変化の機会になるだろうと述べるとともに、サムスン側にも行動を正していくべきだと促した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0