科学技術部が11日に明らかにしたところによると、科学技術部傘下の非営利財団法人ナノ素子特化ファブセンター(KANC)は、米国のナノ技術分野の研究事業団FENAと非シリコン系半導体分野協力のための覚書(MOU)を交わした。米国を訪問中のKANCの李重原(イ・ジュンウォン)代表理事がFENAのカン・L・ワン事業団長に会い、共同研究開発プロジェクト推進のための協力案を話し合った後、交わされたもの。
 双方は相手国に共同研究開発センター1カ所を設置し、ソウル大学と亜州大学、成均館大学などKANC参加大学とFENAコンソーシアム参加機関間の共同プロジェクトを進めていく。また、▼専門技術の共有▼装備・施設情報の共有▼人材交流▼ナノ技術、ファブ安全環境と教育分野セミナーなどの開催――にも合意し、協力を拡大させる。

 FENAは米国防総省と米国半導体工業会が新たなナノ物質と素子研究を目標に共同支援する非営利研究事業団としてスタンフォード大学など30大学の教授約190人、修士・博士400人の研究チームが参加している。


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