感染者数は土曜日(金曜日発生)基準で、7月9日以降12週間ぶりに最も少ない数値となった。韓国政府は10月1日から国内入国者に対する新型コロナウイルス遺伝子増幅(PCR)検査を撤廃した。
韓国中央防疫対策本部は1日午前0時の時点で、新型コロナの新規感染者が2万6960人発生したと発表。国内での発生は2万6659人、海外流入は301人だ。累積感染者は2479万6014人になった。
前日(9月30日)の2万8497人より1537人(5.39%)、1週間前の24日の2万9336人よりも2376人(8.09%)減少している。同日の感染者は、2日連続で2万人台。土曜日(金曜日発生)の基準では、6次流行初期の7月9日(2万261人)以来12週間ぶりに最も少ない。
危篤患者は前日の352人より4人増加した356人。4日間、300人台が続いている。ここ1週間(9月25日~10月1日)の1日平均は384人で、前週(9月18日~24日)の1日平均461人より77人減少している。死者は39人発生した。この1週間、1日平均44人が死亡。累積死亡者数は2万8445人(致命率0.11%)だ。
10月1日から韓国への入国者は、新型コロナのPCR検査を受けなくてもよい。韓国政府は同日午前0時からPCR検査の義務を付与しないと発表。韓国内では、新型コロナ関連で入国者に対する規制措置はすべてなくなった。2020年1月、中国武漢市から来た入国者の中で、有症状者を対象に新型コロナの検査を初めて実施して以来、約2年9か月ぶりにすべての入国者に対する検査義務が解除された。先月3日には入国前の新型コロナの検査(陰性確認書提出)義務が中断され、それより先の6月8日には入国者隔離義務が全面解除されている。
ただし、韓国政府は検疫段階で発熱など新型コロナの症状がある入国者に対しては、診断検査を続けると発表した。韓国人と長期滞在外国人の中で、入国後検査の有無を確かめたい場合、入国3日以内に保健所で無料診断検査が受けられる。
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