金氏の家族を代表し米ロサンゼルスで記者会見を開いたイ・ボラ夫人は、「検察で調査中の『裏契約書』(原本)を皆さんに配ろうと準備したが、けさのニュースを見てその考えを変えた」と、会見文を読み上げた。原本を公開しない理由について、検察が李候補に自筆サインを要請していると聞き、メディアを通じ自筆サインが公開された場合に、李候補がサインを変えたりほかの人にサインさせるなどして、契約書のサインが自分のサインではないと主張する可能性があると判断したためと説明した。「裏契約書」を含めた契約書4種は検察に提出済みで、原本も金曜日までに検察に届ける予定だという。原本の重要性を考え、保安上の問題からコピーを公開したと述べた。
「裏契約書」と呼ばれるものは、金氏が代表を務めていた投資諮問会社BBKが李候補の所有だったことを証明する契約書で、ハングルで書かれていると説明した。残り3種の英文契約書は、オンライン証券会社のEBK証券仲介の設立にかかわる契約書で、イさんはこれらの契約書を「株主が裏合意を結ぶことで、結論的に証券会社のすべての株式が李候補のLKeバンクに帰する書類」と主張している。
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