青瓦台は大統領執務室がヨンサン(龍山)に移転したことで5月10日に全面開放された。光化門広場は都心の中の休息空間となる「公園のような広場」として6日に開場する。日本統治時代に断絶された昌慶宮を宗廟をつなぐ歩行路はソウル市が90年ぶりに復元し、先月21日に市民に開放された。
新しい3つのコースは、△キョンボックン(景福宮)石垣道と青瓦台、△光化門広場、△ユルゴク(栗谷)路宮廷塀の道だ。
「景福宮石垣道と青瓦台」は、景福宮の石垣道に沿って歩き、朝鮮時代から現在まで600年にわたり権力の中心となった青瓦台周辺を見ることができるコースだ。計2.8キロのコースで所要時間は約2時間だ。
「光化門広場」は、公園のある広場として6日に開場する光化門広場を中心に周辺空間の歴史文化ストーリーテリングと、生態文明都市として発展するソウルの未来を感じることのできる探訪コースで、計2.5キロ、所要時間は約2時間30分だ。
「光化門広場」は9月からは1時間の夜間徒歩開設コースも運営する。ソウルで夜景が最もきれいな場所に挙げられる光化門広場で、ソウルの風情ある夜の風景を楽しむことができるものと期待される。
「栗谷路宮廷塀の道」はソウル市が長期の復元工事を経て90年ぶりに連結・復元された昌慶宮-宗廟歩行路として一帯を散策するコースだ。宗廟塀の道であるソスンラ(西巡邏)道と韓屋村までをつなぎ、ホットプレイスを楽しむことができる。計2.6キロのコースで所要時間は約2時間だ。
ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は、「多くの関心の中、市民のもとに戻った青瓦台、光化門広場、昌慶宮-宗廟一帯はソウルを象徴する代表空間として位置づけられるだろう」と話している。
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