韓国海洋水産省、「北朝鮮軍に殺害された公務員」在職中の死亡を認める...弔慰金の受領も可能(画像提供:wowkorea)
韓国海洋水産省、「北朝鮮軍に殺害された公務員」在職中の死亡を認める...弔慰金の受領も可能(画像提供:wowkorea)
韓国海洋水産省がソヘ(西海=黄海)上で、北朝鮮軍から射殺された同省所属公務員の故イ・デジュン氏について、在職中の死亡を公式に認めた。

 1日、同省によると、同省は先月28日、イ氏に対する職権免職を取り消し「死亡による免職」として人事発令を出した。

 職権免職は公務員本人の意思とは関係なく、任用権者の一方的な意思と職権で公務員の身分を剥奪する処分だ。ヨンピョン(延坪)島付近の海上にある船舶で勤務していたイ氏は、2020年9月21日、北朝鮮軍の銃撃によって死亡した。しかし、その後イ氏は行方不明者に分類され、2020年12月21日に職権免職処理となっていた。

 今回の措置で遺族たちは、弔慰金を受け取れる見通しだ。

 遺族側は先月、公務員年金公団に弔慰金を受け取れるか問い合わせたところ、職権免職処理されたため、弔慰金支給対象ではないという返事を聞いたと明らかにした。

 弔慰金は死亡によって退職処理された公務員遺族に支給される。イ氏の遺族には約800万ウォン(約80万円)が支給されるという。

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