8歳の小学生が新型コロナ感染後に死亡...全州では159人が「集団感染」=韓国(画像提供:wowkorea)
8歳の小学生が新型コロナ感染後に死亡...全州では159人が「集団感染」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国セジョン(世宗)市で新型コロナウイルスに感染した小学生が入院治療を受けていたところ、1日で死亡する出来事が発生した。また、チョルラプット(全羅北道)チョンジュ(全州)市のある高校で計159人の生徒と教師が集団で同ウイルスに感染した。

世宗市によると20日、小学校3年生のAさん(8)は15日、地域の病院で抗原検査を受けて、新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。

感染当日の夜、高熱とけいれんの症状があったAさんは、救急車に乗って世宗チュンナム(忠南)大学病院の救急室に搬送された。

しかし、Aさんの状態はさらに悪化し、翌日早朝に重患者室に移されて集中治療を受けたが、16日午後8時頃についに息を引き取った。

普段から特別な基礎疾患がなかったAさんは、新型コロナウイルスのワクチン接種はしていなかったことが分かった。

世宗市の関係者は、「新型コロナウイルスによる多発性臓器不全が疑われると、病院から所見を受けた」と説明した。

また、今月12~15日にわたり、チェジュ(済州)島へ修学旅行で訪れた全羅北道全州市のA高校の生徒と教師が新型コロナウイルスに集団感染したというニュースもこの日伝えられた。

生徒総数440人余りと教師30人余りが修学旅行に参加し、このうち13人(生徒11人・教師2人)が新型コロナウイルスに感染して帰宅措置となった。

その後、多くの生徒や教師に疑いの症状が現れると、学校側は修学旅行に参加した人々を対象にPCR検査を利用して新型コロナウイルスの検査を行った。

現在までに把握された感染者は、生徒144人と教師15人の計159人となり、濃厚接触者などで140人が自己隔離している。
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