14日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)独自の集計によると、13日時点で最近1週間の平均新規感染者数は、2週間前より16%増の13万511人となっている。2月15日に14万213人を記録して以来、5か月ぶりのことだ。2週間前より入院患者数、死亡者数も各々19%、11%増となっている。
一時、1日の平均感染者数が80万人に達するなど、ピークに達したが、3月には2万人台に下がった。その後、緩やかな上昇カーブを描き、10万人前後を記録していたが、最近になって上昇傾向にある。
NYTは、40以上の州で感染者が増加しており、統計に含まれてない実際の感染者ははるかに多い可能性が高いと報道した。特に陽性判定の割合は最近18%に達している。
米国の感染拡大は、これまでの変異株の中で感染力が最も強いと知られているオミクロン株の派生型BA.5の拡大によるものだと見られている。
NYTは「BA.5の拡大は再感染拡大の火種となっている。さらに最近新型コロナウイルスを患って回復した人々もただでは済まないだろう」と報道した。
12日、ロッシェル・ウォレンスキー米疾病管理予防センター(CDC)局長は、ホワイトハウスで会見し、派生型であるBA.4とBA.5について「感染力がより強く、免疫を回避する。さらに(同じオミクロン株の派生型である)BA.1とBA.2に感染したことある人もBA.4やBA.5に感染するリスクがある」と懸念を示した。
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