ロッテの辛東彬会長、ハンガリーの正極箔工場に1100億ウォンを投資=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ロッテの辛東彬会長、ハンガリーの正極箔工場に1100億ウォンを投資=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ロッテグループのシン・ドンビン(辛東彬、日本名:重光昭夫)会長が、リチウムイオン電池用の正極箔事業に1100億ウォン(約115億5912万円)を投資する。これに先立ちロッテグループは、ハンガリーに「ロッテクラスター」を造成。初となる正極箔の試作品の完成が7月に迫っていることから、今回の追加投資を通じて生産量を2倍に増やし欧州の電気自動車(EV)用バッテリー市場に先駆ける戦略だ。

イオン の最新ニュースまとめ

辛会長はハンガリーのタタバーニャ工業団地を訪問し、投資を決定した。年産規模1万8000トンの同工場は、欧州唯一の正極箔工場であるだけに、生産量拡大を通じて欧州のEV用バッテリー市場をいち早くリードできるとみられている。

これと共に辛会長はことし初めに追加買収した敷地に、第1、2段階の投資金額を超える第3段階目の投資も検討している。

辛会長が今回訪問した「ロッテクラスター」には、ロッテケミカルとロッテアルミニウムの工場がある。さらに付近にはロッテ精密化学とロッテアルミニウムが3000億ウォン(約315億3810万円)を投資した、ソルース尖端素材の正極箔工場もある。また韓国の物流会社と協同投資することで、単一の物流倉庫としてはハンガリー最大となる物流センターを建設中だ。



Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101