妊娠・出産と関連した韓国人女性の死亡率が依然として高いことがわかった。保健福祉部が1日、国会保健福祉委員会所属議員に提出した国政監査資料によると、国内では10万人に15人の割合で妊産婦が死亡している。経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の11人より多く、日本や英国の2.6倍、豪州の4.3倍、スウェーデンの7.5倍に当たる。
 死亡原因は出血が23.3%で最も高く、高血圧など妊娠中毒症が原因のケースが12.6%だった。出血の場合は救急医療で対処できるにもかかわらず、これが主な死亡原因となっているのは、救急医療体系の不備のためと分析される。

 また、国内の未熟児出生率も、2004年は全出生児数47万2705人のうち1万5747人と3.3%にとどまっていたのが、2007年8月現在では全出生児数36万1416人のうち1万6586人を占め、4.6%に増えている。特に未熟児出生率が最も高い蔚山地域(7.5%)と済州(2.9%)では2倍以上の差があり、原因究明が必要と指摘された。


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