サムスンSDIのチェ・ユンホ代表(左)と、ステランティス・ノースアメリカのマーク・スチュワート最高執行責任者(COO、右)(画像提供:wowkorea)
サムスンSDIのチェ・ユンホ代表(左)と、ステランティス・ノースアメリカのマーク・スチュワート最高執行責任者(COO、右)(画像提供:wowkorea)
サムスンSDIと欧米自動車大手ステランティスが、米国の電気自動車用バッテリー(EV)市場に進出する。両社は計25億ドル(USD、3174億4250万円)を投資する予定だ。

サムスンSDIとステランティス、米国のインディアナ州政府は24日(現地時間)、同州ココモ市で合弁会社の設立に向けた契約を締結した。

合弁工場は年末に着工し、2025年1~3月期から本格稼働する予定だ。最初は年23ギガワット(GWh)規模のバッテリーセル・モジュール生産から開始し、後にこれを33GWhへ拡大する。

両社による投資規模は、計31億ドル(USD、約3939億6040万円)まで膨らむとみられる。最初にサムスンSDIが12億8700万ドル(約1635億7255万円)を合弁会社に出資し、持分を51%とする。

ココモ市では既に、ステランティスの部品生産工場が稼働している。サムスンSDIとステランティスのバッテリーセル・モジュール工場まで開設されれば、インディアナ州は北米におけるステランティスの電気自動車(EV)生産の中心地となる見込みだ。

一方、米国にバッテリーパック工場のみを保有していたサムスンSDIは、世界3大EV市場である米国にバッテリーセルの生産基地を保有することになる。

合弁会社が生産するバッテリーには、サムスンSDIによるバッテリーブランド「PRiMX」に代表される、同社の最新技術が適用される。

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