「韓国渓谷殺人」イ・ウンヘ容疑者、国選弁護人を拒否…容疑も全面的に否認

韓国で起きた渓谷殺人事件のイ・ウンヘ容疑者（31）が、検察の調査で国選弁護人の助けを拒否したことが分かった。検挙直後、弁護人の選任を要求し、陳述拒否権を行使してきたイ容疑者が最近、態度を急変させ口を開いているが、容疑については全面的に否認したという。

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　拘束前被疑者尋問（令状実質審査）を控え、裁判所が選定した国選弁護人は当日、仁川地検庁舎に行ってイ容疑者の意思を確認後、引き返したと伝えられた。イ容疑者は家族を通じて弁護人を選任するという。

　先週末にもイ容疑者は検察の調査を受け、逮捕直後に陳述拒否権を行使し、口を開かなかったのと違い、拘束されてからは殺人と殺人未遂容疑を否認した。検察はイ容疑者と共犯のチョ容疑者が被害者のAさん名義の生命保険金8億ウォン（約8000万円）をねらって故意に救出しなかったとみて不作為による殺人容疑を適用した。

　検察は来月初めに2人を裁判にかける予定だ。