Copyrights(C)wowkorea.jp 2
<W解説>同時に収監中の韓国・尹前大統領夫妻=私邸は無人状態でも警護継続に疑問の声
特殊公務執行妨害や、職権乱用権利行使妨害などの罪で追起訴された韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領の初公判が今月26日、ソウル中央地裁で開かれた。これに先立ち、24日には、資本市場法違反やあっせん収賄罪などに問われた尹氏の夫人のキム・ゴンヒ(金建希)氏の初公判が同地裁で開かれた。夫妻は現在、収監中で、韓国では大統領経験者が起訴・収監される事例はこれまでもあったものの、初めて、夫婦そろっての事態となっている。こうした中、韓国紙の東亜日報は、「尹錫悦前大統領と金建希夫人が共に身柄を拘束され、拘置所に収監中であるにも関わらず、大統領警護処(庁)が依然として尹氏の私邸を警護していることが分かった」と伝えた。大統領警護処は大統領や退任後10年以内の元大統領らを警護する専門の行政組織。同紙は「誰も住んでいない空き家を守る格好となり、行政と税金の無駄遣いだと指摘する声が上がっている」と伝えた。