北朝鮮は “朝鮮人民革命軍創設”90周年である25日、閲兵式を実施していないことがわかった(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は “朝鮮人民革命軍創設”90周年である25日、閲兵式を実施していないことがわかった(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は “朝鮮人民革命軍創設”90周年であるきょう(25日)、夜中に開かれると予想されていた「深夜の閲兵式」を実施していないことがわかった。

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韓国軍当局によると、北朝鮮は当初この日の午前0時にピョンヤン(平壌)のキム・イルソン(金日成)広場で閲兵式を始めるとみられていたが、いまだ開催されていないという。

当初北朝鮮は、2万余人の兵力と250余台の装備を動員した予行練習を実施するなど、大規模な閲兵式開催の動きをみせていた。

北朝鮮が動員した装備には、極超音速ミサイル「火星8型」とICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星17型」、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)などが含まれているという観測も出ていた。

しかし北朝鮮は、今月15日の故金日成主席の110回の誕生日である「太陽節」につづき、今回も閲兵式の予想日時の実施を行なわなかった。

このことに関して一部では「前日に平壌などで雨が予報されたためではないか」という見方が出ている。

北朝鮮は長期間、閲兵式の準備を行なってきたことから、気象状態を考慮して近いうちに閲兵式を行なうものとみられる。

北朝鮮は、金日成首席が1932年4月25日に抗日遊撃隊である朝鮮人民革命軍を組織したことから、この日を「人民軍の始まり」とみている。

一方、朝鮮労働党機関紙“労働新聞”はこの日の社説で「人民全体と人民軍の将兵は、わが国家第一主義時代を輝かせている敬愛なるキム・ジョンウン(金正恩)総書記同志だけを絶対的に信じしたがう、忠誠の一片丹心を固く抱かなければならない」と伝えた。

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