金剛山観光地区の海金剛ホテル(資料写真、統一部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
金剛山観光地区の海金剛ホテル(資料写真、統一部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は14日の定例会見で、北朝鮮が北東部・豊渓里にある核実験場の修復や金剛山に設置された韓国側施設の撤去、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備などを進めているとみられることについて、「朝鮮半島の平和と安定に逆行し、南北関係発展に何の役にも立たない緊張を高める行為を直ちに中止することを改めて求める」と述べた。

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 また、「緊密な韓米連携などに基づき、北の関連動向を注視しながらあらゆる可能性に備えている」と説明。「われわれと国際社会が提案してきた対話と協力の道に出ることを改めて求めたい」と強調した。

 北朝鮮は2018年5月に爆破した豊渓里の核実験場の坑道を修復しているほか、先月27日と今月5日の新型ICBM発射実験に続き、追加発射を準備しているもようだ。12日には金剛山の海金剛ホテルを撤去する動きが確認された。

 李氏は金剛山の海金剛ホテルの撤去に関しては、「韓国企業の財産権を侵害する一方的な措置があってはならず、南北の協議で解決しなければならない」と述べた。


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