10~12月期のGDPを部門別にみると、輸出は半導体と石炭、石油製品を中心に5.0%増加、輸入も原油や化学製品などが増えて4.8%増加した。
民間消費は1.6%増えた。乗用車などの耐久財が減ったものの、サービスや衣料などの消費がけん引役となった。
政府消費(政府支出)は1.3%の増加。また、建設投資が2.9%伸びた一方で、設備投資は機械類が振るわず0.7%減少した。
経済活動別の成長率は、製造業が1.1%、建設業が2.4%、サービス業が1.4%、農林漁業が1.5%だった。
21年の名目GDPは前年比6.4%増加した。
一方、21年の1人当たりGNIは3年ぶりに増加した。17年(3万1734ドル)に初めて3万ドルを上回り、18年(3万3564ドル)も増加した後、19年(3万2204ドル)と20年(3万1881ドル)は減少していた。21年は新型コロナウイルス禍による景気の落ち込みからの回復と為替変動が影響した。
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