VOAが24日に配信した軍事パレード訓練場を撮影した衛星画像。兵力(赤い長方形の中)と車両(赤い矢印)が集結している(VOAホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
VOAが24日に配信した軍事パレード訓練場を撮影した衛星画像。兵力(赤い長方形の中)と車両(赤い矢印)が集結している(VOAホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は24日、北朝鮮・平壌郊外の美林飛行場北側の閲兵式(軍事パレード)訓練場を22日に撮影した商業衛星画像を基に、北朝鮮で軍事パレードを準備する動きが鮮明になっていると報じた。 画像では、計100台ほどの車両が訓練場北西側の2カ所に分かれて並び、訓練場の中心部や北側などに最大300人ほどの兵が複数の隊列を作っている。今月7日、21日に撮影された画像と比べると、軍事パレードの準備が具体化し、進展しているのが分かるとVOAは伝えた。 北朝鮮は通常、金日成(キム・イルソン)広場を模したこの訓練場で1~2カ月ほど準備をしてから軍事パレードを開いており、4月15日の故金日成主席の生誕110年に合わせて開催する可能性が高そうだ。 北朝鮮は金日成主席の生誕100年に当たる2012年、生誕105年に当たる17年に大規模な軍事パレードを行っている。 韓国軍当局も、北朝鮮の軍事パレードの準備状況を捉えている。ただ、軍関係者は21日、北朝鮮の軍事パレードの準備はまだ初期段階であり、今のところ注目すべき変化はないと伝えていた。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40