先月ソウルの人口移動12.8%減少… ソウル23か月連続転出増加＝韓国

先月、人口移動が大幅に減少した。 高齢化により人口移動が継続的に減少する状況で、昨年末の住宅売買取引量が大幅に減ったことが影響を及ぼした。 ソウルの場合、2年近く人口流出の傾向が続いた反面、インチョン（仁川）とキョンギド（京義道）などは人口増加が続いた。

23日、統計庁が発表した1月の国内人口移動動向によると、先月の移動者数は55万2000人で、前年同月比よりも12.8%（2万2000人）減少した。 人口移動率（人口100人当たりの移動者数）は12．7%と同期間1.8ポイント下落した。

韓国内の移動者数は昨年1月から13か月連続で減少傾向を見せている。 ノ・ヒョンジュン統計庁人口動向課長は「人口が高齢化し、基本的に人口移動が減少する傾向」と説明した。

先月引越しが減ったことも移動者数の減少に影響を与えた。ノ・ヒョンジュン課長は「1月入居予定のマンションや住宅売買量が前年同期に比べてかなり減った」と話した。昨年12月、全国住宅売買取引量は5万3774件で、前年同月より61.7%減少した。

全移動者のうち、市・道内の移動者は64.3%、市・道間の移動者は35.7%をそれぞれ占めた。前年同月比の市・道内の移動者は13.4%減少し、市・道間の移動者は11.7%減少した。

市・道ごとに見ると、先月ソウルで2408人が流出した。ソウルは昨年3月から23か月連続で流出が続いた。ソウルを含むキョンナム（慶南）とキョンサンプクト（慶尚北道）など11の市・道で流出した。

一方、ソウルから流出した人口が移動しているキョンギド（京義道）の場合、5525人が流入し、継続的に増加傾向を見せている。仁川も昨年5月から9か月連続の増加傾向だ。

セジョン市（世宗市）も2311人が流入し、昨年7月以降19か月連続の流入が続いている。セジョン（世宗）・キョンギド（京義道）をはじめとする6つの市・道は流入傾向にある。