正恩氏が朝鮮総連議長の誕生日に祝電　同胞の権益擁護へ尽力求める

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）が在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）の許宗萬（ホ・ジョンマン）議長に87歳の誕生日の祝電を送ったと報じた。

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　金氏は祝電で、「熱烈な祝賀と温かい同志的あいさつを送る」として許氏の誕生日を祝った。その上で、「老年になってもますます盛んな意気を持って、総連の発展と同胞の権益擁護のための聖なる闘争を一層精力的に導いてくれるよう願っている」と伝えた。祝電は「国務委員長」の名前で送られた。

　今年は5年、10年単位の節目の誕生日でないにもかかわらず、金氏は昨年に続き許氏に祝電を送った。親北朝鮮の海外同胞の活動を後押しする狙いがあるとみられる。

　北朝鮮は先ごろ、日本や中国など海外に暮らす同胞の権益を保護し、これら同胞の活動を支援する「海外同胞権益擁護法」の制定を受け、近く関連の実務対策を実施すると予告した。