最近、中国が韓国を代表するキムチが中国式の漬物料理である「パオチャイ」から始まったと主張する中、事実上台湾が韓国を支持したものと解釈されている。
台湾外務省は18日(現地時間)、公式SNSアカウントで韓国との国際運転免許証相互認定了解覚書を締結したと発表した。
続いて「ここ数年間、台湾と韓国は経済、貿易および観光など相互交流で相当な成長を経験した」とし「昨年、両国はお互いの5番目に大きな交易パートナーであり、コロナ前までは年間相互観光客数が245万人を超えるほど交流も頻繁になった」と説明した。
この協定で、自国から発給を受けた国際運転免許証を所持すれば、相手国を訪問した時、別途の手続きなしに運転が可能になった。
外交通商部はこのニュースを伝え、白菜キムチが描かれたポスターを掲載したが、ポスターには「KIMCHI(キムチ)」という英語も書かれており、注目を集めている。
2020年には中国官営の環球時報が「中国のキムチ産業技術標準は世界的に認められた」と報じ、中国最大のポータルサイトも「キムチの起源は中国だ」と主張し、「キムチ宗主国」論争が起こった。
しかし、キムチとパオチャイには材料と製法、発酵方式で大きな違いがある。キムチは白菜に各種野菜を添えて唐辛子と魚醤を入れて製造した後、低温でゆっくり発酵させるが、パオチャイは白菜、大根、にんじん、きゅうり、唐辛子、生姜、ニンニクなどを熟成させた塩水に漬けて高温で発酵させる。
また、国際食品規格委員会(CODEX、コーデックス)は2001年にキムチを国際食品に登録し、韓国の代表的な伝統料理であることを世界的に公認している。
韓国と台湾は1992年の韓中国交正常化で断交した後、非公式関係を続けている。
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