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韓国外食業中央会や韓国遊興飲食業中央会など14の自営業者団体が集まった新型コロナ被害自営業総連合は21日午後9時30分、ソウル市マポ(麻浦)区のホンデイプク(弘大入口)駅8番出口裏のメインストリートで「ろうそくデモ集会」を開いた。このろうそくデモには自営業者20人余りが参加した。
新型コロナ被害自営業総連合共同代表のミン・サンホンさんは「今回の補正予算は中途半端だ。営業時間の制限を撤廃し、損失補償金を大幅に増額すべきだ」と述べ、「自営業者のためだとしながら100万~200万ウォン(約9万6000~19万2000円)支給するのは小遣いレベルにすぎない」と主張した。
営業時間制限のせいで経営が成り立たなくなりろうそくデモに参加したスナック経営者のイさんは「本当に耐え切れない。助けてほしい」と訴えた。イさんは「現在夜の9時40分だが、店内にはひとりもお客さんがいない。居酒屋を営む店主たちはみな家を売って親戚や知人からお金を借りてしのいでいる」と叫んだ。ホンイク(弘益)大学で食堂を経営しているイさんも「営業時間制限のせいで生活できない」とし、「もう借金を返せない。営業時間制限を解除してほしい」と求めた。
当初彼らは「24時間営業断行」を予告していたが、新しいソーシャルディスタンスの方針と現場での混乱などを考慮し、ろうそく集会デモに方法を転換することに決めた。新型コロナ被害自営業総連合は「政府の防疫当局は自営業者の生存権をないがしろにする『感染者中心』の新型コロナウィルス防疫体系を廃止し、『重症者中心』の防疫体系にただちに切り替えるべきだ」とし、「この方法によってのみ危機にひんしている自営業者の生存権を保障できる」と強調した。続いて「われわれの要求事項が受け入れられるまで無期限にろうそくデモを全国展開する」と明らかにした。
この日ろうそくデモが終わった後、団体会員の一部は営業制限時間が過ぎた夜10時以降、店舗の看板を点灯するデモを続ける。自営業連帯のイ・ジョンミンさんは「いつまでこのような非科学的な防疫方法に耐えなければならないのか」とし、「韓国社会の闇を照らすために実施する看板点灯デモとろうそくデモに、一般市民も自発的に参加してほしい」と述べた。
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