MZ世代の心を魅了した「BTS停留所」・「トッケビ」のロケ地

最近、最も人気のある旅行地は「BTSの聖地」だ。世界的なミュージシャンになった「BTS（防弾少年団）」が育った場所やミュージックビデオの撮影地などを指す言葉だ。すでに、国内外のアーミー（＝「BTS」のファンクラブ名）らの聖地巡礼の場所として有名になったところも多い。その一つがカンウォンド（江原道）江陵（カンヌン）のヒャンホ（郷湖）海辺である。こぢんまりとした海辺だが、最近江陵で最も「ホット」な海辺だ。

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　この小さな浜辺が有名になったのは、もちろん「BTS」のおかげだ。 2017年「BTS」がリリースした2ndフルアルバム「You Never Walk Alone」のアルバムジャケットがここで撮影された。 何もない海辺のバス停でメンバーたちが明るく笑っている写真一枚が、世界中のファンの関心を集め、一気にファンの聖地となった。しかし、このバス停は、本物のバス停ではない。訪問客のために設置されたフォトゾーンだ。「BTS」のアルバム写真撮影後、撤去されたが、これを江陵市が再建し、ファンの聖地となった。現在では、一般の旅行客も訪れる人気スポットとなっている。

　停留場の裏手にある海辺は「チュムンジン（注文津）ロマンビーチ」と呼ばれる。きれいな砂でいっぱいで、人影のない冬の海の風景はロマンチックだ。

　そこから南に少し下れば、ヨンジン（領津）海辺だ。領津海辺には壮大な風景が広がる。この海辺はドラマ「トッケビ」のロケ地として有名だ。放送終了後には、ドラマ内のカップルと同じ姿勢で記念写真を撮るカップルが列を作って待つほど、多くの人が訪れていた。