共に民主党選挙対策委員会の国民検証法律支援団は8日午後、ソウル市ヨイド(汝矣島)の党本部で記者会見を開き、尹候補の軍免除疑惑を解明するために必要な尹候補の検事任用当時の身体検査票などに対する情報公開請求を法務部に提出する予定だと明らかにした。支援団は「検察総長人事聴聞手続きで検事任用(初任・再任)時に身体検査票を要求し続けたにもかかわらず、(尹候補が)拒否を貫く態度は不適切だ」と主張した。
前日、尹候補は軍免除疑惑提起について「どれだけすることがなくて、そんな話までするのか。検察総長人事聴聞会で両党は共に検証した」と述べた。しかし、尹候補は2019年の検察総長人事聴聞会で個別身体検査の結果、‘不同視’という資料を国会に提出したものの、検事任用・再任用当時には正常視だったという疑惑が新たに提起され、与党陣営では‘軍免除疑惑’が浮上している。
関連疑惑を新たに提起したのはキム・ビョンジュ(金炳周)共に民主党議員だ。金議員は情報提供をもとに、尹候補の1994年の検事任用時には左右の視力差が0.2で、2002年の再任用時には視力差が0.3だと主張した。軍入隊のための身体検査では不同視だったが、検事任用時には正常視になり、2019年の個別視力検査では再び不同視になったというのが金議員の疑惑提起の核心だ。
共に民主党側は「軍に入る時は不同視になり、検事時代に2度検査を受けた時は正常で、聴聞会で要求した資料を見ると不同視になった。医学的にこれはありえない。不同視はすぐに良くなったり、悪くなりはしない」と主張した。
共に民主党側は尹候補の「両党がすべて検証した」という発言について「尹候補は検察総長人事聴聞会で『両党が既に検証した』と言ったが、完全な検証は行われなかった。当時、尹候補は聴聞委員たちの検事任用の際、身体検査票などの資料提出要求には応じず、その結果、尹候補の兵役免除が適切だったかどうかは完全に検証されなかった」と主張した。
続いて、共に民主党は「尹候補の検事任用の際、視力検査は兵役免除の適切性が問題にならない状況で測定された視力であり、候補本人の客観的な視力がそのまま測定された可能性が高いという点で、必ず公開されるべき資料である。尹候補の兵役免除に問題がなければ、当然検察総長人事聴聞会にこの資料は提出すべきだ。尹候補は今からでも兵役免除に問題がなければ、検事任用時の視力検査票を自ら提出してほしい」と強調した。
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