31日(現地時間)英国の週間新聞「エコノミスト」によると、2020年のサウジアラビアの結婚件数は前年対比で9%増加した。
この原因についてエコノミストは「殺人的な結婚費用を避けようとするカップルたちの選択によるものだ」と分析した。
サウジアラビア政府は新型コロナの拡散防止のため、結婚式の招待客数を50人以下に制限したことにより、結婚当事者たちの威信を保つことができ、かつ大規模な客を招待しなくてもよいということになった。
「アラブ圏の国では、結婚式を最大限盛大に行なうことが、自分たちの家門(一門)の威信を高めるとされている」とエコノミストは伝えた。豪華な舞踏会場を借りて巨大なケーキを準備し、剣術使いやチアリーダー・歌手と演奏者などを呼び寄せパーティーを開くのが、一般的な結婚式の文化である。
調査によると、サウジアラビアでは結婚式のためには平均20万リアル(約616万円)が必要だという。
マディーナでタクシーの運転手として働いているある男性は「結婚して7年が過ぎたが、結婚式の費用をまだ払い続けている」と語った。
若いカップルの間では、パンデミックにより結婚式が簡素化されたことを歓迎する声が多い。
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