Rainは第9回<アジア文化芸術祭閉幕式>用の音楽プログラムの特集録画のため、中国・江蘇省南通市を訪れている。今年はハリウッド映画出演、音楽プロデューサーのパク・チニョンからの独立、エンターテインメント事業の推進発表などのほかにも、ワールドツアー米国公演のキャンセルなど話題に事欠かず、本人も笑いながらも「これまで産みの苦しみを随分味わった」と本音をのぞかせた。独立問題やワールドツアーについては多くを語らなかったが、映画撮影の話になると明るい表情に一変した。
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ハリウッドデビュー作となるこの映画に、Rainは東洋人の新鋭レーサー役で出演、スーザン・サランドンやマシュー・フォックス、エミール・ハーシュらスターと苦楽をともにした。英語を教えてもらったりパーティをしたりと、家族のように過ごしたという。最初はRainに対し半信半疑のようすだったハリウッドスターもRainの演技力に驚き、当初より出番が増えたという。
Rainは、来年公開されればはっきりするが本当に良い作品になりそうだ、と期待を隠さない。特に「資本の勝利」としながら、スタジオの装備やコンピュータグラフィックス(CG)作業のようすなどを感嘆をもって説明し、韓国にも良い装備があれば大作が作れるだろうに、とうらやんだ。また、体系的な分業、撮影時間の厳守などにも驚いたという。
それでも外国での撮影は確かに大変だったようだ。食事が口に合わないため力がわかず、韓国料理が食べられず十分眠れなかったという。会社の問題などを話し合おうにも、時差のあるベルリンにいるため毎日夜中に韓国に電話をかけなければならず、そうしているうちに性格が激しくなった気がするとも冗談めかして話した。
次回作もハリウッド映画になる可能性が高い。有名監督から主役クラスで出演オファーが入っており気持ちも傾いているという。
Rainは11月には米国にたち、1年間の予定で滞在し、学校で本格的に英語を勉強する。出演作が決まれば映画撮影と米国での歌手デビューなどの作業も平行する計画だ。今回の撮影では共演者から「アジアで有名とは聞いていたが、ここまでとは思わなかった」という賞賛もあったというが、Rain自身は「急がず、丁寧にやろうと思う。映画や音楽などを通じ米国でマルチプレーヤーになれるようがんばりたい」と語っている。
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