女性運転手をホテルに誘って拒否された60代が無差別暴行＝韓国済州道

女性タクシー運転手に一緒にラブホテルに行こうと誘って、これを拒否されると暴行を加えた60代の男性が実刑に処された。

チェジュ(済州)地方裁判所は13日、特定経済犯罪の加重処罰などに関する法律違反(運転者暴行)の疑いで裁判に渡されたA氏(61)に懲役1年6か月の実刑を宣告した。

A氏は昨年3月10日午前、被害者である女性タクシー運転手B氏のタクシーに乗車して目的地地点に到着したが、降りずに「ラブホテルに一緒に行こう」と乱暴な振る舞いに出た。

これを拒否したB氏が近くの警察署に向かうと、A氏は「殺してやる」と言ってB氏の頭を拳で殴り、最終的にB氏は全治2週間の怪我を負った。

裁判所は「被告人が被害者と合意したが、被害者は現在日常生活が不可能なほど肉体的・精神的被害を受けた」とし「被告人は同種の犯罪による累犯期間中にこの事件の犯行を犯した」として宣告理由を説明した。

実刑宣告で法廷拘束されたA氏は「申し訳ない」と頭を下げた。