韓国若手俳優キム・ドンヒ校内暴力「名誉毀損の疑いで告訴も不起訴処分」(画像提供:wowkorea)
韓国若手俳優キム・ドンヒ校内暴力「名誉毀損の疑いで告訴も不起訴処分」(画像提供:wowkorea)
韓国若手俳優キム・ドンヒが、学校暴力被害者を名誉毀損(きそん)の疑いで告訴した事件が、不起訴処分(嫌疑なし)で終結した。特にキム・ドンヒは暴行事実を一部認めたことが明らかになった。

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12日、キム・ドンヒからの校内暴力被害者であるA氏の法定代理人、ユ・ハンソン弁護士によると、検察は昨年11月、キム・ドンヒがA氏を虚偽事実摘示による名誉毀損の疑いで告訴した事件を、不起訴決定した。

あるメディアが公開した不起訴決定通知書によると、キム・ドンヒ側は「小学校5年生の時に被疑者を暴行したのは事実だが、被疑者が摘示したような、はさみやカッターを突き付けたり、そのような行為を真似したこともない。足で胸部を押した程度の暴行であるにもかかわらず、被疑者が誹謗(ひぼう)中傷の目的で虚偽の事実を摘示し、告訴人(キム・ドンヒ)の名誉を毀損した」と主張した。

これにA氏は「当時キム・ドンヒの暴行事実について、教頭先生から小学校代表として謝罪を受けた」、「キム・ドンヒと彼の母親が家に来て謝罪した」とし、当時の教頭先生の録音とキム・ドンヒがA氏を暴行することを目撃した多数の陳述などを証拠として出した。

検察側は、A氏がキム・ドンヒから暴行被害を被った当時の状況を具体的に記憶している点、当時の教頭先生もキム・ドンヒの暴行事件を記憶している点、目撃者の陳述がA氏の陳述に合致する点などを挙げ、A氏の主張を虚偽と認めにくいと判断した。

また、キム・ドンヒを誹謗する目的があったという主張に対しても「認めにくい」と判断し、「証拠不十分」でA氏の名誉毀損容疑に対し、嫌疑なしの不起訴処分を下した。

しかし、キム・ドンヒの法定代理人は先月28日、校内暴力事件が嫌疑なしで捜査が終結したと発表した。 A氏は「校内暴力について嫌疑なし」と誤って報じられたと主張している。

A氏はあるメディアに「(キム・ドンヒが)校内暴力を認め、心から謝罪してほしい」とし「直接訪ねてくることまでは望んでいない。キム・ドンヒの記事や作品を見るだけで、トラウマに苦しむ友人もいるからだ。ただ認め、公式に謝罪してほしい」と明らかにした。

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