北朝鮮のマスゲーム公演「アリラン」について、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が金正日(キム・ジョンイル)総書記の作品だと強調した。24日付の同紙によると、「先軍霊将とアリラン」と題する記事で、「作品の従事者から構成体系、形成方図にいたるまでひとつひとつ指導し、世界的な名作に完成させた方は金正日将軍様だ」と明らかにした。
 同紙はまた、金総書記が2000年にマスゲーム「百戦百勝朝鮮労働党」を観覧した後、金日成(キム・イルソン)主席の生誕90年を迎えマスゲームの創作を指示し、タイトルも「アリラン」にするのがよいと述べていたことを紹介している。

 特に、「祖国統一の曙光(しょこう)が三千里を染めるこの激動的な時代に、アリランに刻まれる歴史的な意味は尋常ではない。アリラン公演には金総書記の統一への意志が盛り込まれている」と強調している。金総書記が作品全般について指導した演出台本と構成案、文献は数え切れないほどであり、公演に使われている「思郷歌」「同志の歌」などの歌も金総書記が直接選曲したものだという。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0