北朝鮮が昨年9月に試験発射した新型極超音速ミサイル「火星8型」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が昨年9月に試験発射した新型極超音速ミサイル「火星8型」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに対して、海外メディアは「早期に交渉の復帰に乗り出す意思はないというシグナルだ」と分析した。

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米AP通信は5日(現地時間)「2か月余ぶりの兵器発射であり、早期の非核化交渉合流には関心がなく、むしろ兵器増強に焦点を合わせているというシグナルだ」と分析した。

また「キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記治下の10年間に弾道ミサイル発射試験は62回行われ、祖父キム・イルソン(金日成)主席治下の46年間には9回、父キム・ジョンイル(金正日)総書記治下の17年間には22回行われた」と伝えた。

フランスAFP通信は、キム総書記が最近開かれた労働党全体会議で、米国について全く言及しない中、今回の発射が行なわれたという点に注目した。

韓国国家戦略研究院のシン・ボムチョル外交安保センター長はAFP通信に「北朝鮮は米国に『我々が変わることはないので、米国が降伏すべきだ』というメッセージを送っている」と語った。

ワシントンポスト(WP)は「ムン・ジェイン(文在寅)大統領が新年のあいさつで平和のための試みを約束した数日後に、弾道ミサイル発射が行なわれた」と指摘した。

米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、北朝鮮の弾道ミサイル発射から数時間後に文大統領が南北鉄道連結事業の一環である鉄道建設の着工式に出席した点をあげ「文大統領は今回の発射により緊張状態となる懸念があることを認めながらも、北朝鮮に対話の復帰を求めた」と伝えた。

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