韓国　けさのニュース（１２月２９日）

◇被選挙権年齢を１８歳に引き下げ　大統領選前に法改正へ　韓国で国会議員選挙と地方選挙に立候補することができる「被選挙権年齢」が満２５歳から満１８歳に引き下げられる見通しだ。国会政治改革特別委員会は２８日、公職選挙法および地方選挙区制改編審査小委員会と全体会議を開き、このような内容を盛り込んだ公職選挙法改正案を可決した。今月末の国会本会議で可決されれば、来年３月９日の再・補欠選と６月１日の地方選挙から施行される。来年３月の大統領選のキャスティングボートを握る２０～３０代の取り込みを狙う与野党の利害関係が一致し、国会での関連法案の処理が一気に進んだ形だ。◇北朝鮮で党中央委総会２日目　金正恩氏が農村振興戦略提示　北朝鮮の朝鮮中央通信は２９日、朝鮮労働党中央委員会第８期第４回総会の２日目の会議が２８日に開かれたと伝えた。金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）は会議で、「農村振興の雄大な目標を達成するための中長期的な発展戦略と中心課業、具体的な実行方策を提示し、革命的な重大措置を取った」と報道。「農村問題解決の最も科学的かつ革命的な進路を明示した社会主義農村の建設綱領は会議参加者の全面的な支持と賛同を受けた」と伝えた。◇首都圏などで雪や雨　ＰＭ濃度上昇　２９日は全国的に曇りで、首都圏などを中心に雨や雪が降るところがありそうだ。京畿道東部、江原道の内陸・山間部では１～３センチの積雪や１ミリ前後の降雨が予想される。首都圏（京畿道東部を除く）、忠清道、全羅北道北部、慶尚北道北部では１センチ未満の雪や１ミリ未満の雨が降る見通しだ。粒子状物質（ＰＭ）の濃度は首都圏、江原道西部、忠清道、全羅道、釜山、大邱、蔚山、慶尚北道で「悪い（高い）」、その他の地域では「普通」レベルと予想される。