韓国型都心航空交通(K-UAM)、2023年から実証事業突入へ(画像提供:wowkorea)
韓国型都心航空交通(K-UAM)、2023年から実証事業突入へ(画像提供:wowkorea)
2023年に韓国型都心航空交通(K-UAM;K-Urban Air Mobility)の実証事業がスタートする。

国土交通部(国交省に相当)は28日、UAM商用化に向けた政策共同体である「UAMチームコリア」会議を開き、実証事業運用計画を決議した。UAMは都心に垂直離着陸場を設け、電気動力・低騷音航空機を運航する交通体系を指す。韓国国内では2025年インチョン(仁川)国際空港、キンポ(金浦)国際空港とソウル都心をつなぐUAMシャトルが商用化される計画だ。

UAMチームコリアは商用化に先立ち、機体の安全性を立証しUAMの運航基準を設けるため実証事業である「K-UAMグランドチャレンジ」を推進する。2023年に進める第1段階実証は平坦で障害物のない場所であるチョルラナムド(全羅南道)コフン(高興)郡の国家総合飛行性能試験場で行われる。2024年には上半期に準都心、下半期に都心において実証飛行を行う。これらへの参加機関と具体的な実証方法は、来年確定する計画だ。

UAMチームコリアの陣営も固まりつつある。韓国航空宇宙産業(KAI)とKT、ヒョンデ(現代)建設、韓国道路公社などが新たにUAMチームコリアに参画する。

国土交通部ファン・ソンギュ第2次官は「韓国型都心航空交通(K-UAM)が世界市場を先導することができるよう、来年初めK-UAMグランドチャレンジ推進計画の最終発表を皮切りに、韓国型都心航空交通の実現を具体化していきたい」と語った。
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