中国・山西省、廃坑になった鉱山の中で6人死亡＝中国報道

中国・山西（さんせい）省運城（うんじょう）市で、連絡が途絶えていた6人が、廃坑になった鉱山の中で死亡しているのが見つかった。

12月27日、警察に「河南（かなん）省出身の6人が、23日に運城市の洞窟に行くと言ったきり行方が不明だ」との通報が入った。

警察の捜索により同日15時過ぎ、ある廃坑となった鉱山の入口から2700メートル入った地点で、6人が発見された。発見された時点で6人とも息がなく、17時過ぎに全員の死亡が確認された。

この鉱山は2018年に閉鎖されており、警察の調査で6人はトンネルを掘って坑内に侵入したことが分かっている。

警察は6人が廃坑となった鉱山に侵入し、違法に採掘を行っていたと見ている。採掘作業中に何らかのガス中毒、もしくは酸素不足で死亡した可能性が高いという。

現在詳しい状況について、警察が調査を続けている。