持ち株会社体制3年目の韓国暁星が特別成果給で悲喜こもごも、重工業のみ支給なし(画像提供:wowkorea)
持ち株会社体制3年目の韓国暁星が特別成果給で悲喜こもごも、重工業のみ支給なし(画像提供:wowkorea)
ヒョソン(暁星)グループが年末、役員に対する特別成果給の支給を決定した。年初に支給する通常の成果給ではない、異例の特別成果給だ。しかしグループ会社の実績により支給の有無が分かれ、社員の間で感情が交錯している。

暁星TNCと暁星尖端素材、暁星化学の素材3社の役員は上半期に続き、年末にも特別成果給を受け取ることとなった。「繊維産業の半導体」と呼ばれるスパンデックス市場で世界シェア1位を維持する暁星TNCはことし、営業利益が1兆4000億ウォン(約1347億5700万円)を超えると予想される。これは前年比5倍以上となる額だ。

また暁星尖端素材と暁星化学はことし、前年比の営業利益がそれぞれ1285%、265%増加するなど予想以上の成果を達成することが確実視されている。

一方、電力設備の生産を手掛ける暁星重工業は今回、特別成果給の支給対象から除外された。同社の営業利益はことしは1217億ウォン(約117億1420万円)と予測され、新型コロナウイルス以前の2019年における1303億ウォン(約125億4200万円)から多少減ったものの、441億ウォン(約42億4485万円)だった前年に比べ大きく増えた。しかし特別成果給の支給はなく、一部役員はオンラインの匿名コミュニティで不満を表すなど失望感をあらわにした。



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