サムスン電子はライン稼働のため当局と協力し、必須の人員を自宅ではない別途の宿所に住ませて外部との接触を最小化し、彼らが工場に出入りできるようにする方針を検討しているという。
同社の関係者は「動員可能な人員を最大限活用しており、まだ工場運用に支障は出ていない。必須の人員に対しては別途宿所を提供するなどして、工場稼働を維持する方針」と説明した。
鍵となるのは、ロックダウンが短期間で終わるかどうかだ。一時的なものと予測されるが、交通や物流網に影響した場合、工場稼働のリスクも膨らむ。来年2月の北京冬季五輪を前にした中国当局が、西安のロックダウンを長期化する可能性もある。
一方、サムスン電子西安工場は第1、第2工場からなり、完成段階にある第2工場の増設分も含めれば、月にウェハー25万枚規模のNANDフラッシュを生産可能だ。サムスン電子によるNANDフラッシュ生産量の約半分を生産している。
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