金首相は24日、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス中央災難安全対策本部委会議を主宰し、「クリスマスを控えた年末であるにもかかわらず、市民らの帰宅時間が早まり、全体的な移動量も減っている」とし、「先週末に始まった防疫強化措置以降、1日の感染者数は7000人前後にとどまっているが、まだ減少に転じたと断定するには早い状況」と説明した。
金首相はまた、「政府は何よりも病床確保に力を注いでいる」とし、「現在まで、行政命令を通じた目標値より1000床近くをさらに確保し、今後は全国の国立大病院で300床をはるかに超える重症者病床を追加で拡充することで意見が一致した」と述べた。
金首相は続いて、「12~17歳の青少年層のワクチン接種率も上昇を続けており幸いであるが、最近はワクチン接種の対象ではない11歳以下の子どもの感染が急増しており、懸念される」とし、「子どもの致命率が低いからといって、決して油断することはできない。同年齢の集団、家族、学校、学童保育施設などを通じ新たな拡散の起爆剤になる可能性があるため」と説明した。
そして、「家庭、学校、幼稚園、保育園、学習塾などにおいて、より格別な防疫管理が必要」とし、「疾病管理庁では外国の事例、専門家の諮問、科学的根拠などを綿密に調査し、子どものワクチン接種の可否についても前もって検討してほしい」と伝えた。
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