文大統領は白ニョン島で、「天安艦46勇士慰霊塔」を参拝し、犠牲になった将兵を追悼した。この慰霊塔は、2010年3月26日に北朝鮮の魚雷攻撃で犠牲になった、天安艦の乗組員46人を慰霊するために建てられたものだ。
文大統領は「多くの国民が白ニョン島を訪れ、天安艦の勇士を長く称えてほしい」と語った後に、行方不明者を捜索する中で殉職した故ハン・ジュホ准尉も追悼しているのか尋ねた。
これについて、キム・テソン海兵隊司令官は「『西海守護の日』に天安艦の勇士らとともに追悼している」と説明した。
さらに、海兵隊旅団本部指揮統制室で部隊の現況について報告を受けた後で、前線観測所(OP)に行って将兵を激励した。
文大統領は「白ニョン島は軍事密度が最も高い地域だ。将兵たちは緊張する中で勤務し、外出や外泊をしたとても島を離れられないつらさがあるだろう」とし、特別な感謝と激励の気持ちを伝えた。
文大統領はOP勤務の将兵をはじめ、海兵隊旅団本部、陸軍と航空隊の全将兵にネックウォーマーなどの冬用品セットをプレゼントした。
また、海兵隊旅団の食堂で、指揮官らと食事をともにした。
文大統領はこの席で「戦略的に非常に重要で軍事的緊張が高い所だが、海兵隊がこの地域を担当し、陸海空軍が支援しているので心強い」と述べた。
続いて「海兵隊は厳しい訓練を受け、規律も厳格なだけに兵士たちの人権と福祉も重要だ」とし、「将兵たちが健康で精神的にも成長し、家族に戻れるように配慮してほしい」と求めた。
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