米CIAは「北朝鮮はアジア最貧国にもかかわらず、国防予算にGDPの20~30%ほどを投入している」と分析した(画像提供:wowkorea)
米CIAは「北朝鮮はアジア最貧国にもかかわらず、国防予算にGDPの20~30%ほどを投入している」と分析した(画像提供:wowkorea)
米中央情報局(CIA)は「北朝鮮はアジアで最貧国にもかかわらず、国防予算に国内総生産(GDP)の20~30%ほどを投入している」と分析した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

米国政府が運営する国際放送“ボイス・オブ・アメリカ(VOA)”は21日「CIAは最近更新した “国家別現況報告書(Factbook):北朝鮮”で、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が経済難を認めた中、北朝鮮は大規模な軍事費の支出などにより、慢性的な経済難に直面していると分析した」と報道した。

CIAは報告書で「北朝鮮は全世界で最も孤立し、アジアで最も貧しい国の一つだ」と伝えた。

つづけて「全世界で最も中央統制的で、閉鎖的な経済体制により慢性的な経済難に苦しめられている」と指摘した。

また「キム総書記は経済政策の失敗を認めながらも、自力更生政策を維持している」と伝えた。

CIAは「北朝鮮政権の最優先目標は、強力な政治的統制だ」とし「これは、北朝鮮の現経済体制に対する公式的な変化を抑制する恐れがある」と見通した。

CIAは報告書を通じて、そのこととともに「北朝鮮の域内での挑発的な軍事行動と態勢が、国際社会の大きな懸念を招くことで、経済的に国際社会と関与することを制限する」と指摘した。

さらにCIAは「北朝鮮の国防予算が、GDPの20~30%に達するだろう」と推算した。

CIAは報告書で北朝鮮を「全般的に食糧に接するのが困難な国」と分類し「人口のほとんどが食糧を少量摂取し、多様な食品を摂取できずにいる」と指摘した。

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