韓国ソウル市民の結婚件数と合計出産率が、20年前より約半分に減少していることがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市民の結婚件数と合計出産率が、20年前より約半分に減少していることがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市民の結婚件数と合計出産率が、20年前より約半分に減少していることがわかった。出生児数も20年前より64.3%急減している。結婚も出産もしないソウルの青年が増えているものとみられる。

 ソウル市が統計庁の人口動向調査を用いて、2000年から2020年までの20年間の人口動向を分析した結果、昨年のソウル市民の結婚件数は4万4746件で、前年(4万8261件)対比で3515件(7.3%)減少したことがわかった。これは20年前の2000年の結婚件数(7万8745件)よりも3万3999件(43.2%)減少した数値で、この20年間で最も少ない数値である。

 ソウル市の合計出産率も2000年の1.28人から昨年0.64人へと、20年前の半分の水準に減少し過去最低値を記録した。合計出産率が「0人台」ということは、可能妊娠期(15~49歳)の女性が産むと期待されている平均出生児数が1人にも満たないことを意味する。

 ソウル市の出生児数は4万7445人で、前年より6228人(11.6%)減少した。これは20年前の2000年(13万3154人)より8万5709人(64.3%)急減した数値である。

 パク・ジョンス スマート都市政策官は「ソウル市はことし7月から、急激な人口変化による構造的不均衡に対応するための専門組織を立ち上げ運営している」とし「今回の分析データは、ソウル市における人口変化対応戦略の基礎データとして活用される」と語った。

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