韓国政府と音楽産業専門家が15日にセミナー開催……世界6位の韓国音楽市場で「オンライン・コンサート」の著作権をどう保護していくか討論(画像提供:wowkorea)
韓国政府と音楽産業専門家が15日にセミナー開催……世界6位の韓国音楽市場で「オンライン・コンサート」の著作権をどう保護していくか討論(画像提供:wowkorea)
韓国の文化体育観光部が15日、最新の音楽産業の懸案を議論する「音楽産業発展委員会セミナー」をソウル市内のホテル及びオンラインで行う。

 音楽産業発展委員会は、音楽の著作権と音楽産業振興政策全般に関する政府諮問委員会だ。2016年4月に第1期委員会が発足し、現在第3期委員会が運営されている。委員は著作権者・利用者・公益委員など民間の音楽産業専門家で構成されており、任期は2年となっている。

 討論会は「オンライン・コンサートの著作権使用料」と「音楽著作権信託管理団体の精算資料検証と実査」をテーマに進行する予定だ。

 「オンライン・コンサートの著作権使用料」では、ホンイク大学のオ・スンジョン教授が研究結果を発表し、著作権者と利用者の代表らが討論する。「音楽著作権信託権利団体の精算資料検証と実査」では、韓国音楽実演者連合会キム・ソンロク氏が対策の実施結果について発表し、委員と個人情報保護の専門家らが意見を交換する。

 文化体育観光部の関係者は「コロナ禍で音楽消費がオンライン方式に変わりつつある状況において、韓国の音楽市場は世界6位の規模となり、全世界で人気を得ている」とし、「量的成長からさらに質的成長を遂げるためには、新しい音楽サービスに関する合理的な基準を作り、より公正で透明な著作権料分配を実現できるように取り組むことが必要だ」と強調した。
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